【岸和田競輪Ｆ１】嬉しいＳ級初勝利　近谷涼

岸和田競輪、石田雄彦記念杯、二日目一般競走で逃げ切り勝利の近谷涼に話を聞いた

　自分はエリートでもなく、年も若くないし（既に３２歳）、Ｓ級で勝つまでは苦労するとは思っていました。かと言って勝ちに拘るレースはしたくなかったし、あくまでも自分のスタイルを貫き通す事は考えていました。今年の１月に昇級して３場所走りましたが、本当に一戦、一戦が勉強で気付かされる事、学ぶ事が多かった。それで感じたのはＡ級と同じ事をやっていては駄目だと言う事。それを意識しながら練習でも部品や車輪等と換えながら、ちょっとずつですが新しい事を取り入れてやっています。立川記念では結構、Ｓ級初勝利を上げる選手がいて、多少は焦りはしたけど、自分のスタイルは崩さずにやろうと。今日は後ろで競りだったし、展開が向いた事もあったけど、他派の人が競りに来たし、自分が先行選手として認められたと思っています。この後も精進して、先行一本の姿勢で徐々に上でも戦える脚を付けて行きたい。