【松阪競輪 開設74周年記念蒲生氏郷杯王座競輪 GⅢ】山形一気

＿松阪競輪場で23日から「万博協賛蒲生氏郷杯王座競輪（ＧⅢ）」が開幕。二次予選に出走する山形一気に話しを聞いた。

＿好調続く山形一気が今シリーズのダークホース

＿どこからでも突っ込める鋭脚が魅力の山形一気。前走の玉野ではかなりいい伸び脚を見せていたが「別府が終わった後にセッティングを見直したんです。かなりいい感触で結果も出た。足りないと思ったところもあったので今回も微調整してみます」と前検日に好調の要因を教えてくれた。

＿初日は9レースに出走。車番は大外枠でライン的にも第2第3評価だったが、別線の踏み合いを目標の山本直が綺麗に捲って前団ひと飲み。最後は余裕を持って差し切った。

＿「車番的にも後ろ攻めだと思っていた。展開待ちだったけど、別線が踏み合ってくれたし、いい展開になってくれましたね。直もいい処で仕掛けてくれたし、抜けてよかった」と幸先のいいスタートを切り笑顔を見せた。

＿自転車については「後輪を換えてチェーンも伸ばしてみた。もう少し修正して乗り心地をよくしたい」と試行錯誤を重ねる。

＿当然、セッティングも噛み合って来たのも好材料だろうが、山形の脚自体もかなり仕上がっている。二次予選は6レースに出走。塩崎隼秀と2車ラインと苦戦を強いられそうだが、こういう番組の時ほど買い。穴党にはおすすめの1車だ。