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和歌山競輪「開設75周年記念・和歌山グランプリ(GIII)」は、11日に2日目を迎えた。12レースのS級二次予選を走り終えた古性優作に話を聞いた。
何をしても強いのが古性優作という男。二次予選は地元の東口善朋、西岡正一を連れての自力戦。後ろ攻めの根本哲吏が押さえて、ジャン前で寺沼拓摩が叩くと前受けから下げた古性は打鐘4コーナーで巻き返しへ。あっさり出切ると、近畿勢でゴール前勝負は東口が渾身の差し。
王者はどこまでも自分に厳しい。古性は「作戦通りだけど、重くてしんどかった。初日も感じたけど、感触どうこうじゃなくて脚力がないだけ」とキッパリ。目指す場所、求めるものが高いだけに、己に厳しいのは当然のことなのかもしれない。
気になったのが22年ぶりにリニューアルされた新ユニフォームについて。年末の静岡のグランプリシリーズから着用となったが、果たして着心地は?古性に聞いた。
「あまり着心地は気にならないけど、強いて言うなら袖が長い。僕、腕が短いんで(笑)。レーサーパンツの星柄がなくなってパッとしないというか。上のデザインもだけど、ちょっとシンプルなんかなぁ」と、ドン小西ばりの辛口評価?!
これは、あくまで感想。まだ見慣れていないだけなのかも。隣りにいた中釜章成が「スーパースターなのに、星がなくなってもうてる。僕が星を書いてあげましょうか?」とオモシロ提案。新ユニフォームには賛否両論あるが、とは言っても、結局、強い人は何を着ても強い。