グレードレース

【開設75周年記念GⅢ和歌山グランプリ】原田翔真 S級初参戦でいきなりの地元記念

2025/01/11

今期からS級昇班の原田翔真。初のS級戦、尚且つ地元記念という事で、計り知れぬ緊張感はあったと思うが、初日は同県先輩の石塚輪太郎を背に父(大阪・77期・原田隆)譲りの強心臓を武器にしっかりと先行。見事に役目を果たした。

本来、器用な立ち回りで捌きなど何でも出来るイメージだし、2戦目は冷静な立ち回りを見せて2着。

「後ろから斬って斬ってで前々に踏んで、やり合ってくれればチャンスがあるかなと。踏み合ってくれたけど、自分がちょっと踏み遅れてしまって…。ただ、そのあと詰める所で前へと詰めて行けたし、状態は悪くないですね。

初日は初のS級、更に地元記念という事で緊張して気合を入れ過ぎてしまったところもありますね(苦笑)。今日はリラックスして戦えたと思うし、もう少し慣れてくればという感じですね。9車立てはスピードがあって流れるし、自分的にはこっちの方が合ってるかもしれないです」。

今回の地元記念という舞台は誰もが出場出来る訳ではないし、特別な経験を得られる貴重な大会。24歳とまだまだ伸びしろ十分。この経験を糧にして、今後の活躍に大いに期待したい。

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