アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
取手競輪場の「サテライト水戸カップ・スポーツニッポン新聞社杯(F1)」が12日から初日を迎える。12RのS級初日特選を走る取鳥雄吾に話を聞いた。
前走の立川記念から中3日とハードスケジュールではあるが、立川記念の勝ち上がりでは好走を見せていた取鳥雄吾。
「立川記念はしっかり戦えていたと思う。決勝は(藤井侑吾に突っ張られてしまったし)仕方がない。準決勝は郡司(浩平)さんよりも先に仕掛けないといけなかったし、行くべきところでは行けたと思う。そこから状態はキープできていると思う」と前走を振り返った。
そして、取鳥の成績を見ると(直近12場所の)バック本数は30本とかなり増えてきたなと思ったのだが、本人は「30本もいらないですよ(苦笑)。1本千円くらいで売れたりしないですかね(苦笑)。13本くらいでいいでしょう。あまり目立ちたくないんですよね(苦笑)」と本人はあまり数を増やしたくないようだが、近況は競走得点を110点前後で安定してきているし、自身の成長もあってのことだろう。
「自分は不器用なんで(苦笑)」が決まり文句の取鳥だが、行きっぷりのよさはかなり魅力的。「取手はウィナーズ振りでその時は失格になってしまったけど、取手は結構成績がいいんですよ。爆風が吹いているイメージはありますけどね」と当地の印象を話していたが、今回も積極性溢れる走りで『取鳥』らしい走りに期待したい。