FⅠ&FⅡニュース

前橋競輪 G1 寛仁親王牌 新田祐大の優勝インタビュー

2022/10/23

前橋競輪場で行われている『寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G)』は23日に最終日を迎えた。12Rの決勝戦は新田祐大が苦しいイン詰まりの展開から判断よく最内を伸びて3年振りのG1制覇。井上茂徳、滝沢正光、神山雄一郎以来4人目となるグランドスラムを達成した。

 

 

優勝の新田祐大『ゾワッとして鳥肌が立った』

 

 

車間を切ってタイミングを計っていたら、見えないところで吉田君が来て詰まってしまい…。そのあとも1周ずっと内に詰まって、最終バックもすごいことになってしまったんですが、最後はイチかバチか何も考えず踏み込みました。守澤君のスピードがよかったので、差されてしまったかな、グランドスラムは簡単じゃないなと感じていたんですが、ゴールしてから1着だ1着だと言われてそうなのかと。(ゴール後は失格審議になり)去年のイメージを払拭できなくて、また結果出なかった、来年かという感じでした。(決定放送が出た時は)どちらかというと当事者というより第三者的な目線でしたね。観客的な感覚でゾワッとしたっていうか、鳥肌が立ちました。自分はあまり昔の思い出話を語らないんですが、ここで初めてG1の決勝に乗って、そのとき山崎芳仁さんが優勝して、岡部芳幸さんが2着に入って、そういう思い出の地での優勝は感慨深いものがありますね。年末のグランプリですか? ぶっちゃけ、ちょっと想像していませんでした(苦笑)。ダービーで怪我をしたので、12月に手術をする予定でいたんですが、それを早めるか遅くするか、これから相談してスケジュール調整します。