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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で22日から「PIST6 Championship」のサードクォーター ラウンド7が開催された。
決勝(12R)で完全優勝で3度目の優勝を勝ち取った木村皆斗に話を聞いた。
――完全優勝で3度目の優勝おめでとうございます!
「ありがとうございます!優勝は狙っていたけど、まさか自分が取れるとは…。今までの優勝の中で一番嬉しいです!」
――道中、外で浮かされる展開もありましたが、そのあたりはどうでしたか?
「後ろの藤井さんが上を叩いてくれたら、そこにスイッチ。最悪は自分が前に出て、そこから考えないといけないと思っていた。でも、河端さんが早めに仕掛ける形になったので恵まれましたね」。
――河端さんにマークする形になり、最後は差しての1着ですが余裕はありましたか?
「徐々にスピードが上がっていく形だったので、余裕はなかったです。今回は番手で勝ったので、次は河端さんと力勝負で勝ちたいですね」。
――今開催は本当にレースの巧さが光ってましたね。
「いやぁ、自分は脚が無いので頭を使わないと。ただ、頭で色々考えながらも踏み合っての1着、2着が取れるようになりたい。来期はS級に上がれるので、これからもっと力を付けていきたい」。
――今まで雨谷一樹さん、河端さんと強豪を破っていますが、今後戦ってみたい選手はいますか?
「いやぁ、戦わないでいいなら戦いたくないですよ(苦笑)」。
――ちなみに今回の優勝賞金の使い道は?
「年齢的に貯蓄に回したいけど、こんなことを言って1ヶ月後にはなくなってると思います(笑)。支払いもありますからね…」。
最後に何でハロンは出ないんだろう、と言う木村皆斗。「これからはタイムを上げられるようにもしていきたい!」とも意気込んでいた。
今開催もポテンシャルの高さを見せつけた木村は、これからもどんどん力を付けていく若手の有望株。今後の更なる飛躍に期待したい!