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大宮競輪場の「KEIRINフェスティバルin第70回サンケイスポーツ杯(F1)」が19日から初日を迎える。初日の8R S級予選を走る川越勇星に話を聞いた。
今年の初めは立て続けの落車で鎖骨を2回も骨折したという川越。でも、ここ最近は落車の後でもケガを感じさせない走りで、ムラこそあるものの成績はそこまで大崩れがない。
そんな川越は「直前にワイヤーを抜いてきました。抜いたばかりなので、馴染むまではもう少し掛かりそうだけど、かなり動きやすくはなりました。立て続けに落車をしたあとはあんまりでしたけどね(苦笑)。自分は最近、落車が多いからか、あまり大きく体は崩れなくなりましたかね」と応えた。
最近は神奈川勢の勢いが凄いが、「練習は平塚バンクでやっています。松井宏佑さんやタイミングがあるときは北井佑季さんともやったり。確かに神奈川の勢いは凄いですよね。層が厚すぎますよ(苦笑)。その中で自分の立ち位置を探していかないと」といい練習ができているようだが、勢いが付いてきているだけに、自分のその中での『立ち位置』というのは大切になってくる。
少々謙虚気味に話してくれた川越だが、昨年の松戸記念では南関の先頭で引っ張り役を買って出てしっかりとその役目も果たしているし、器用に動ける強みを活かして番手戦もこなせる。ここからもっと存在感をアピールして、神奈川勢の勢いに乗っていってもらいたい。