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10月20日から前橋競輪場で『寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ)』が行われている。初日の6Rに1着を取った佐藤友和に話を聞いた。
北日本の『大御所』佐藤友和が初日のレースでメモリアルの400勝達成!
「デビューしてから20年弱での達成ですが、別にそこまで…という感じで、特別な感情はありません。これまで印象に残っているレースは? と聞かれても、色々あるのですぐには出てきませんね。あの時どうして勝てなかったんだろう、なんであんな競走しちゃったんだろう…とか、失敗したレースの方がよく覚えています(苦笑)」。
キレッキレの友和節を期待していただけにやや物足りない返答だが、本人的にはただの通過点という感じだったし、『数字』に囚われないところが逆に格好いいと思った。
「今回は時間もできて久々に集中してトレーニングできたし、どれだけやれるか楽しみにしていた。そういった意味でもこの1着スタートは大きいですね。親王牌はだいぶ前だけど優勝もあるしゲンのいい大会。正直、今の状態で弟子の中野慎詞のことまで気にする余裕はないし、彼は彼で勝手に強くなってもらって、自分は自分のペースで頑張っていきます」。