アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
京王閣競輪「開設75周年記念・ゴールドカップレース(GIII)」が26日に開幕。S級初日特選に出走して3着の平原康多に話を聞いた。
豪華メンバーによる初日特選は、前受けの新山響平が後ろ攻めの眞杉匠を突っ張ると、眞杉は再び後方に。今度は打鐘で犬伏湧也-松浦悠士がカマして最終主導権を奪う。バック6番手から古性が捲り上げると、松浦の空けた内を見逃さず斬り込み、次は犬伏の外を迂回し、あれよあれよと捲り切ってしまった。
連結を外した南修二が追い上げて2着。バックで捲りに出た眞杉に勢いをもらった平原が内に降りて松浦を捌いて3着。
3着に食い込んだ平原は前走・親王牌で初日に落車。2日目を走って無念の途中欠場となった。診断は右半身打撲。そこから中6日で迎えた今シリーズだが、初日から不安を一掃する走りを見せた。
ハイレベルな一戦を「眞杉はかなり脚を使っていたし、さすがにキツいかなと。でも、諦めずに行ってくれて、あとは自分がどうするかの判断だった。古性君が内に入ったのは分からなくて、自分は前だけ見てコースを探した」とふり返る。
また「前回までの調子なら眞杉に離れていたと思うし、色々と試そうとやってきたことが今回は良い方向に出ている」と前向きなコメントも。
二次予選は新山との連係となり「前回は余分な動きをした自分のせい。その反省を踏まえて頑張りたい」と親王牌のリベンジに燃える。