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10月20日から前橋競輪場で『寛仁親王牌・世界選手権記念(GⅠ)』が行われる。初日の12Rに出走する守澤太志に話を聞いた。
守澤太志『古性君はとても魅力的な選手』
初日のメインの理事長杯は『グランプリ2021』と全く同じ9人で行われるが、さすがに並びは少~し変わっていて、清水裕友と松浦悠士の前後が逆になり、郡司浩平-佐藤慎太郎の後ろだった守澤太志が近畿1人の古性優作を選択した。
これについて守澤は「グランプリの再現で同じ並びにした方がいいのか、別のレースを見せた方がお客さん的には嬉しいのか、自分の中でギリギリまで悩んだんですが…。いくら考えても結論が出なかったので、それなら前から気になっていた古性君に付いてみようと。いいですよね、別に(苦笑)?」。
この決断は個人的に全然アリだと思うし、守澤が古性に付くことで『買いやすくなった』と喜んでいるファンも多いだろう。
「古性君には何年か前の共同(通信社杯)で付いているので初めてではないんですが、たぶんその頃とは全然違いますよね。彼の長所は位置取りが上手くて後手を踏まないところ。SSになってからはほとんど小細工をしていないし、それでいて結果も出しているのが素晴らしい。もう任せるだけです」。
競走スタイルは全く違うが、『暴れる男』×『暴れる男』の熱い連係は今からとっても楽しみだ。