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6月30日から小松島競輪場で『阿波おどり杯争覇戦(GⅢ)』が開催される。サプライズの並びとなった特選競走の中四国3人の談話を紹介する。
『中四国はビックリ仰天の並びで松浦悠士が一番前』
前を走る松浦は「太田君とは今年に入って何度も連係しているし、どこかのタイミングで自分が前で…って思いはあったんです。想像していたよりもだいぶ早くなりましたが、前になった以上は普段の太田君くらいのレースをしないとダメですよね。相手も眞杉君なのでそれなりの覚悟を持って頑張ります!」。
番手になった太田は「松浦さんの後ろというのは前から興味がありました(笑)。タテにもヨコにもクイックに動ける人だから、実際付いてみたら、画面越しでは分からないものがたくさんありそう。責任重大というより勉強の気持ちの方が強いし、超一流の走りを少しでも吸収できればと思っています」。
3番手になった小倉竜二もこの結束は予想外だったようで、「僕もビックリしました」と苦笑い。「太田-自分でラインを組んで、松浦の自力にはサトシン(佐藤慎太郎)かなと思っていたし、まさか、まさかですね。まとなるならやっぱりこれしかないでしょう。太田-松浦-自分ではおかしいし、太田-松浦-自分も有り得ない。妥当だと思いますよ」。
実際に走る選手も驚くくらいだし、メンバーを見て、この並びを予想できた人は誰もいなかったのでは? 今現在は松浦悠士-清水裕友が輪界最強のゴールデンコンビだが、松浦と太田も今年中には第2のゴールデンコンビになっていそう。