アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
再開して初の火の国杯争奪戦GⅢ決勝戦は震災直後から支援活動を展開していた深谷知広に凱歌が上がった
「地震直後の状況を考えると、初日にあの多くのお客さんの前で走れる事が出来て、「熊本のパワー」を感じて、それだけお客さんの気持ちを受け止められた。斡旋が出てから、走るのを楽しみにしていました。連日、地元みたいな雰囲気の中を走れましたね。
レースでは初手で山陽勢の後ろを取れた事が大きかった。突っ張れば、そのまま仮に熊本勢に叩かれても切り替えてからと考えていました。けど、嘉永君のスピードが良かったし、無理せずという感じでした。
その後は坂井君が良い感じで上昇して行ったけど、そこも周りの反応を見てからと、落ち着いて行けた。脇本さんが飛んで来るかと思ったけど、来なかったし3角から。踏み出しの手応えは良かったし、アクシデントに巻き込まれる事がなければ行けると思った。
Vゴールを駆け抜けた後は、シンプルに嬉しくてガッツポーズが出ました。今回はしっかり休んでから仕上げたのが良い方向に出たと思う。まだGPは確定していないけど、狙える位置にいる事を楽しみながら、親王牌、競輪祭、一戦、一戦目の前のレースを全力で戦って、その結果、グランプリに出られたらと思っています」。