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大方の予想通り北日本勢が前受け。後方から眞杉匠が押さえに行くのかと思われたが、とった作戦は高橋晋也のハコで新山響平との競り。両者一歩も引かず1センター辺りで高橋が一杯になったところを新山は内、眞杉は外から捲る形になったが、後方で脚を溜めていた佐々木眞也が渾身の捲りを打って記念初V。2着には守澤を捌いて好位を確保した森田優弥。不意をつかれた守澤が立て直しての3着で3連単は28万円を超える高配当となった。
優勝した佐々木は「今開催は流れも運もよく優勝する事ができました。北勢が強力だと思っていたが、流れに応じて仕掛けるべきところで仕掛けようと決めていた。道中のスピードも速かったが、行けそうな感覚があったのでタイミングを逃さずにがむしゃらに踏みました。優勝したけど、自分でいいのかなと(笑)。松谷さんを始め兄弟と一緒に練習してこうやって結果が出たのは嬉しい。ご飯でも行って孝行したいと思います」。