【小松島競輪モーニング】平山優太「仕事は絶対にやります！」

小松島競輪　２日目　５Ｒ　１番車

平山優太　選手

見ていて楽しい選手を紹介したい。１１９期　福島　平山優太だ。

記者「平山選手は自力でも番手でも仕事をするから見ていて楽しい選手ですよ。」

平山「そう言って貰えると嬉しいです。」

記者「自力でやっていた時からヨコもやっていたけど、今は番手も増えてきています。意識してマーク選手に転身しようと？」

平山「そんな事は考えていなかったんですよ。でも自然とそうなって（笑）。先輩方からも綺麗に変わっていったねって言われます。まだ完全にマーク選手にって事ではないですよ。前が居なければ自分でやるし、任せられる選手が居れば付くって感じです。」

記者「番手を回った時にはよく仕事をしていますね。」

平山「そこは徹底してやろうと決めています。任せた自力選手とワンツーが決まれば最高だけど、負けて一緒に６・７着しても悔いはないように。自力選手の信用を勝ち取るには見せるしかないですからね。僕、４月からもう３回転倒しちゃってるんですけど、全然怖くないんですよ。転けた次の日から自転車に乗れる。恐怖心がないからできるのかも（笑）。」

記者「自力でやる時と番手ならどっちの方がレースを楽しめていますか？」

平山「どっちかって言われると難しいけど、前でやる時はプレッシャーが大きくて、無駄な動きも多かった。自分の与えられたポジションの仕事に徹するのでどっちってのはないですね。」

記者「準決は特別昇班の懸かった福田稔希選手と一緒になるかもしれませんね。」

平山「何でですか？」

記者「番組さんも強い先行選手にしっかりしたマーク屋を付ける一番人気が分かりやすい番組を一つは作りたいだろうから。」

番組が発表されて

平山「本当だ！明日は先行してくれれば、ばっちり仕事をやります！」

前で戦う時には任された責任をタテ・ヨコ駆使し勝負圏内にラインを連れ込む。番手を回れば事故点も転倒にも臆することなく自分の仕事に徹する。ラインを組む味方にとっては心強い選手だし、買ったファンも最後まで車券を楽しめる。こういう選手が増えてくれば、もっと『競輪』は白熱するんだろうなと感じた。