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14日から西武園競輪場で「東京スポーツ杯」が開催される。初日1Rに出走する池田伍功羽(イケダ ゴクウ)に話を聞いた。
高校卒業後に競輪選手になった19歳の池田。最近では大学に行ってからという選手が多いが、回りの同級生が卒業後に選手を目指すということで池田も進学ではなく、選手になる道を選んだ。
そして池田の名前を見たときから気になって仕方がなかった。
『伍功羽』という名前だ。名前を見ると某国民的アニメの有名キャラクターを思い浮かべてしまう。
意を決して名前の由来を聞いてみると「父が(某アニメを)好きだったんです。僕は見た事ないですけど…」と少し照れたような笑顔を見せた。
皆から『あの』ポーズやってとか言われない? と聞くと。「デビューしたばっかりの時(松山でのルーキーシリーズ)に頼まれてやったことがあるけど、そのレースで落車をしてしまったので、そこからは絶対にやらないと決めました」と苦笑いを浮かべた。
本格デビュー後は少し苦戦気味に見えるが、まだまだ伸び盛りの19歳。今の課題を聞くと「師匠もですが、練習している先輩達からは打鐘から最終ホームにかけてのペース配分ですかね。まだまだ勉強することはたくさんあります」と話してくれた。
走るごとに力を付け、これからどんどん成長していく19歳の走りには要注目だ。