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【PIST6】8月第4戦 堀江省吾が最多優勝の13Vを達成!!

2024/08/28

 千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「8月第4戦」が27日、28日の2日間に渡って開催された。最終日ナイト12Rの決勝で最多優勝の13Vを達成した堀江省吾に話を聞いた。

 残り2周から仕掛けた黒瀬浩太郎に乗り、残り1周から自分で踏み上げていった堀江省吾が今節も完全優勝で最多優勝の13Vを記録した。2着には堀江を追っていた原田翔真が食い込み、3着には果敢に先行した黒瀬が逃げ残った。

 堀江は「皿屋さんも黒瀬君も動かなければ自分が行こうかなと思っていたところで目の前の黒瀬君が行った。そのまま乗って無風で残り1周まで回れたので、あとは捲り切れるなという感じ。今回は優勝できたけど、2日間で自分で踏んだのは残り1周だけ。準決勝で外々を踏んでいったのはノーカウントですが(苦笑)」。

「自分は長い距離を踏んでというのを目標にやっているので…。今回は完全優勝ができて素直に嬉しいけど、反省が残る開催になりました。(今開催の直前に美鈴湖で8月24、25日に開催された実業団レースに参加したので)もう少し調整して、整えられたらよかったのかなと思う」。

「表彰式でも言ったのですが、今回の決勝は年齢が皿屋さんの次に自分と今後は自分よりも若い子が増えてくる。黒瀬君ももちろんだけど、この間新山選手に勝った真鍋智寛君とか、若い選手がどんどん増えてくる。自分はトップスピードが足りない。PIST6に限らないけど、河端さんみたいに一撃のスピードが欲しいですね。デビュー当時に比べればスピードは付いているけど、それでもまだまだですからね」。

「この後は無事に行ければ中3日で熊本。その後は青森記念が入っています。夏場は練習量を減らしていたけど、それがここ最近はレースで出てしまっている。ここ最近はかなり練習量を増やしたので、9月末くらいには練習の成果が出て欲しいですね」。

 PIST6で光る戦歴を残している堀江。近況の現行競輪では少々低迷してはいるが、抜群のポテンシャルを秘めている存在であることは間違いない。この優勝から右肩上がりに成績も存在感も増していくことだろう。

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