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【京王閣・ミッドナイト】森崎英登選手は「色々な展開を想定して、常に冷静な走りを心掛ける」
8月10日から京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト競輪」のF2開催されている。
最終日の12日に行われるチャレンジ決勝の8Rに出場する森崎英登選手に話を聞いてみた。
準決勝は優勝候補の森田一郎との対戦だった打鐘過ぎに出切ったが、少し流したところを森田一郎にカマされた。森田一郎マークの緒方剛が離れてしまい、番手に入る格好からバック捲りを放つが、併されてしまった。それでも番手に入り直して最終4角を回るが力尽き、瀧本匡平に抜かれて3着での決勝進出だ。
「出切れたあともペースを上げなくちゃいけなかった。あそこで上げていれば樫村さんまで綺麗に出切れていたし、岡部さんが中団に入って森田君は仕掛けられなかったはず。そこが反省点ですね。バックでまくりに行ったけど、森田君の踏み直しは強烈だった。それに振っても来たので一杯になった」と振り返る。
決勝戦は単騎が森田一郎、岡部伶音、久田朔。あとは2車の小堀敢-坂本敏也が相手となる。
「まず自分が動かないと始まらない車番ですね。しっかり斬って、ある程度ペースを上げつつ小堀君のカマシを待つ形になりますかね。これだけ単騎がいると単純なレースにはならないし、色々な展開を想定して組み立てないといけない。練習みたいに『ここから仕掛けて』というのは通用しないですから。パニックになると体と自転車がバラバラになってしまうし、常に冷静な走りを心掛けて走ります」。