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福井記念「開設74周年記念・不死鳥杯(GIII)」は21日、2日目を迎えた。S級二次予選(9R)を走り終えた1着の寺崎浩平に話を聞いた。
人気に推された地元の寺崎だが、打鐘前に叩いた林敬宏がそのまま先行態勢へ。寺崎は最終ホームを目掛けて7番手からスパート。番手の渡辺十夢は口が空いて絡まれてしまうも、寺崎が力で圧倒。
「いつも通り自分の行けるタイミングで行こうと。でも、道場君に牽制されて無理やり行って苦しい形になった分、あまりカカリは良くなかった」と振り返る。
「だけど、前のピッチの感じからしても2コーナーで出切れそうだったし、4コーナーでも併せられるようなピッチでもなかった。もっと構えても良かったけど、体が反応してくれた。連日、行くべきところで仕掛けられているので良いと思う」と充実の表情を見せた。
準決勝(11R)はSS・新山響平との“元ナショナルチーム、同級生対決”で人気を二分しそう。ただし、寺崎には稲川翔-稲毛健太が付いて3車の利。地元の牙城を守ってみせよう。