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福井記念「開設74周年記念・不死鳥杯(GIII)」は20日、初日を迎えた。S級一次予選(8R)を走り終えた3着の脇本勇希に話を聞いた。
前検日に「前走・小田原では成績が悪くて、脚の感じも分からないまま地元記念を迎えてしまった。でも、やれることはやってきたつもりです」と話した脇本勇希。
同県の清水剛志に稲毛健太を連れての初戦は、ホームでカマして綺麗に3人が出切る。最後は清水が交わし、稲毛まで伸びてズブズブのライン決着。
「単騎勢が前は想定外。予想通りフタされる形になったけど、そこは引かずに落ち着いてジャンで見てから2センターぐらいで『ここしか行くところはない』と思って仕掛けた。踏み出しは悪くなかったけど、ホームガマシで3着は納得できるものではない。けど、3番手の稲毛さんも自力選手なので仕方ない部分もあるのかなと。この調子ならやれそうだし、できることを精一杯やって少しでも上に勝ち上がれたら」
不安を一掃する走りを見せて、まずは一次予選を突破。一戦一戦、勝ち上がったその先には勇希と雄太で“兄弟・師弟連係”も見えてくるはずだ。