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福井競輪「開設74周年記念 不死鳥杯(GIII)」が20日、初日を迎える。初日S級予選メイン(11R)を走る岸田剛に話を聞いた。
岸田は先行主体の走りで着実にステップアップを遂げ、(直近4か月の)競走得点は100点台に乗せてきた。
「大垣から向日町までの空いた2周間で、しっかりと練習できた。地元記念を走るのは初めてで嬉しいけど、不安の方が大きい」と大一番を前に率直な心境を吐露。
「走り慣れているバンクでもあり、特別昇級を決めた縁起の良いバンクでもあるけどS級で走るのは初めてなので、どうかなって。それにイレ込みすぎて空回りしないように。9車立て自体、前橋記念以来2回目。33と400では流れが違うと思うので、積極的に後手を踏まないように走りたい」と話した。
不安だけじゃない。当然、熱い気持ちも持ち合わせている。
「まずは一次予選突破が目標。師匠の脇本さんと連係するには僕が頑張らないと」
渡辺十夢とともに予選のメインに抜擢。A級戦ではあるが、これまで地元開催は3回走って1着7回、2着2回と抜群の成績を残す。初日からエンジン全開で、偉大な師匠との連係を目指して勝ち進むのみ!