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【第20回サマーナイトフェスティバルGⅡ&ガールズケイリンフェスティバル2024】トリマクリ!開催展望

2024/07/12

夏の夜、熱い3日間が松戸競輪場ではじまる!トリマクリ記者が開催を展望!

松戸競輪場 令和6年 能登半島地震復興支援競輪 第20回サマーナイトフェスティバルGⅡ

 今年で20回目となるサマーナイトフェスティバルGⅡ。S級S班は9名全員参加と豪華な大会となり、3日間の熱い走りに要注目。

主役は古性優作だ。いつでもどこでも出力100%

 とにかく諦めない走りが古性の持ち味。どんなに苦しい展開になっても最後の最後まで勝負を捨てない好漢だ。先月の地元G1では落車滑入で3着という悔しい結果に終わったが、後半戦に向けて落ち込んでいる暇はない。復調気配の脇本雄太とタッグを組んで優勝争いを演じるだろう。 

 北日本からは新山響平-佐藤慎太郎の名コンビ。この松戸は先行有利のバンクで新山にとって追い風となりそうだ。佐藤も直前の小松島記念では往年のキレを取り戻していたように思えるし、良い状態で迎えられる。

 今、一番勢いのある地区は関東だろう。眞杉匠、小林泰正の113期コンビは他地区にとって脅威でしかない。ここに吉田拓矢、坂井洋、佐々木悠葵という活きの良い若手が集まり総合力の高さで勝負していく。

 松戸の開催だし気持ちが入っているのは当然南関東勢。赤いパンツが見えてきた岩本俊介、地元の看板である和田健太郎。ずっと南関東を引っ張ってきた根田空史。この3人はいつも以上の気持ちで走るはずだ。郡司浩平や北井佑季、松井宏佑らも今回は地元の為に一肌脱ぐだろう。


 相変わらず手薄な中部地区だが、藤井侑吾の存在は大きい。山口拳矢、浅井康太の二枚看板に藤井が加わり誰か一人は優出したいところだろう。


 

 文頭にも書いたが、近畿は古性と脇本がみんなを引っ張る。


 中国四国からは犬伏湧也、松浦悠士、清水裕友のビッグネームが中心。石原颯や町田太我など先行屋が育ってきたし、しばらくは中四国地区は安泰と言える。


 

 今開催のダークホースは九州勢。北津留翼の影が薄くなるほど豪華で、久留米記念を制した山崎賢人や幸せ配達人の伊藤颯馬。九州のドンこそ荒井崇博などタレント揃い。他にも伊藤旭、嘉永泰斗、阿部将大など良い意味でクセのあるタイプが集まった九州勢。激戦に期待したい。

 

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