アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
初日11R5番車で出走する石田拓真(愛知•119期)長期欠場から復帰4場所目となる今開催で気になる現状を聞いた。
ー約半年の長期欠場は何があったんですか?
「去年10月の武雄開催が終わったあとなんですが、半月板を痛めてしまったんです。ウエイトか、パワーマックスで痛めたかは分からないんですが、日毎に痛みが出てきて...。
病院へ行ってMRI検査をしてみたら半月板損傷と診断されたんです...。自分でもまさかと、びっくりしました(苦笑)。足なので、もちろん自転車には乗れないし、もう何にも出来なくてもどかしい日々を過ごしてました。どうしても筋力は落ちてくるので、早く走りたいという思いが強かったですね。
ようやく練習を再開出来たのが今年の2月終わりくらい。最近はウエイトなんかも出来る様になりましたよ。」
ー復帰してから3場所走っての感触、手応えなどは?
「しっかりと駆けられた時は良いんですが、やっぱりレース勘が鈍ってるし、組み立てが全然ダメ。もうそこは走って戻して行くしかないです。」
ー今後の目標等ありますか?
「今年はしっかりと状態を戻して来年にはS級に上がれる様にしたい。気持ちは前を向いてるし、気持ちでもカバーして頑張って行きたいと思ってます!!」
長期欠場する前は90点近い競走得点を持っていた石田。順調に走れていれば今頃S級の舞台に立っていたかもしれない。少々遠回りとはなったが、それでも現状を受け入れて下を向く事はなく、しっかりと先を見据えて話す姿に芯の強さを感じた。