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8月17日から宇都宮競輪場で「サンケイスポーツ杯・CTC杯(FI)」が開催されている。
最終日のガールズ決勝11Rに出走する野本怜菜に話を聞いた。
5月末の弥彦開催の2日目に落車。以前の落車でも右鎖骨を骨折したが、治りかけていたところでの同じ箇所の骨折で長引いてしまったようだ。落車後、83日の欠場を経て今開催が復帰戦となった。
復帰初戦は仕掛けるも高橋朋恵と合わさってしまい、切り替えるような形となったが、外を強襲しての2着と好スタートを切った。
レース後には「2番人気くらいになっていたので凄く緊張しました…」とポツリ。
「(高橋)朋恵ちゃんと仕掛けがあってしまったけど、伸びる感じはありました。普段から大宮の500バンクを走っているので、それも好材料だったのかも。復帰戦で2着は初めてだし、ホッとしました」。と安堵の表情を浮かべていた。
そして野本をパッと見たときに、以前よりも細くなった様な気がしたのだが、かなり筋肉が落ちてしまったという。
7月に入ってから練習を再会し、強度を上げた練習も出来る様になったが「復帰前に比べるとまだまだですね。落車をしたのがけっこう調子の良い時期だったので…」ともどかしげ。
2日目、最終バックからカマすも末を欠いてしまい、飲まれて4着。「踏み出しの感じは良かったけどあそこまでタレるとは…。あれが今の現状ってことですね」とレース後には表情を曇らせていたが、12ポイントで上位7番目での決勝進出が確定すると「初日の2着が大きかったですね。ギリギリだけど、決勝に乗れて良かった」と表情が明るくなった。
休んでいた期間が長かっただけに不安はあったものの、動きの良さを見せていたし滑り出しは上々。
今後の走りにも注目が集まる!