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8月17日から小倉競輪場で『ホークス杯(FⅠ)』が開催されている。初日の7Rで1着を取った児玉碧衣に話を聞いた。
男子選手顔負けのカマシ逃げで余裕綽々の1着スタートだが、本人的には100%満足という感じではなく、反省点を挙げながら初日のレースを振り返った。
「(松本ちひろに)内から来られたところがダメ。前がどれくらい踏んでいるか見ようと(外に)はずした時にちょうど来られちゃって…。あの内は全く意識していなかった。たまたま今日は何とかなったけど、大きいレースであれをやったら命取りになりますね」。
ただ自身の感じはそこまで悪くないようで、「練習不足で来たから座ったあとの伸びがイマイチだったけど、1周しっかり行ったことで脚に刺激が入ったみたい。これなら明日、明後日はもっと良くなるんじゃないかな。上がりタイムも11秒9ならまずまずだと思います」。
そして最後に、今回は『ホークス杯』ということで、福岡ソフトバンクホークスへの想いも熱く語ってくれた。
「自分はダイエー時代からのファンで、昔は城島(健児)さん推しでした。ムネリン(川崎宗則)なんかまさにどんぴしゃ(笑)。小さい頃は習い事でダンスをしていて、小1、小2くらいの時は球場の中に入れてもらってホークスダンスを踊ったこともあります。あの曲(いざゆけ若貴軍団)も歌えますよ。競輪場でも1曲フルで流してくれないかな(笑)」。
ガールズケイリンの絶対女王は自転車を降りてからも常に笑顔で、周りの人間をほっこりした気持ちにさせてくれる。