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【立川競輪F1】「松井宏佑」

2024/03/07

立川競輪場の「能登支援サンケイスポーツ杯(F1)」が8日から開催する。 12RのS級初日特選を走る松井宏佑に話を聞いた。

 松井宏佑は昨年の西武園オールスターで落車、そこから徐々に状態を戻していったが、広島記念(in玉野)でも落車。復帰してからも少々物足りなさは感じるが、昨年の競輪祭でも『SSまであと一歩』の姿を見せたように、ケイリンから競輪にシフトチェンジしてからかなりの飛躍を見せている。

「オールスターでの落車はそこまで後は引かなかったけど、玉野の落車はちょっと時間が掛かっていますね。どうしても寒い時期はケガが治りづらいので、もうちょっとの辛抱だとは思いますが…」と話した。

 今年こそSSは深谷知広だけだが、郡司浩平が全日本選抜競輪で優勝し一年でSS復帰。北井佑季もタイトルまであと一歩とかなり南関地区が盛り上がっている。それについては「北井さん、深谷さん、郡司さんとみんな頑張っているし、自分も頑張りたい。南関自体が良いリズムだし、自分もそこに乗っかりたいですね。この後は取手ウィナーズも控えているけど、その後のダービーが大事になってくる。そこに向けて上げていきたいですね」と先を見据えている様子。前々から口に出していたがタイトルを獲る、S級S班を目指したいという強い想いが伝わった。

 今開催は小松崎大地、町田太我が相手とかなり良いメンバーが揃い、初日から激戦が予想される。完全復活とまではまだいかないようだが、持ち前のスピードを活かした走りで魅せて欲しい。

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