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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「フォースクォーター・ラウンド39」が23日に初日を迎える。注目選手のインタビューを紹介する。
▼黒瀬浩太郎 タイムトライアル1位 10秒271
気温が下がり重たいバンクコンディションの中、タイムトライアルで自己ベストを更新し、一番時計を叩き出した。出場回数は今回で5回目、これまで予選負けなしの新鋭。初優勝となれば123期一番乗りだ。優勝経験者が集結し、混戦ムードなだけにニューヒーロー誕生へ期待が高まる。
「もう5回目だし、バンクに違和感なく走れている。前回の決勝(※)はもう少しギヤがかかっていれば、行けたかなって感じもあった。なので、今回はギヤを少し上げて走ってみようと。(※ホーム3番手から先捲りも、その上を真後ろの河端朋之に捲られ不発。河端が優勝、黒瀬4着)
タイムトライアルは上板からの助走もライン取りも上手く行ったし、上手に駆けられた。バンクコンディションが良ければ、もう少しタイムは出そう。堀江省吾さんや木村皆斗さんたちと対戦がないので、対戦が楽しみ」
▼木村皆斗 タイムトライアル30位 11秒331
通算6度の優勝を誇る木村だが、自身ワーストの11秒台で36人中30位で2ポイントと厳しいスタートに。というのも、年明けの和歌山記念・初日に落車。左鎖骨を骨折し、前走の伊東(13~15日)で復帰もまだまだ回復途上。ただ、自力で立ち上げなければならないタイムトライアルでは怪我の影響が顕著に現れたが、レースは流れるだけに巧者の木村の巻き返しは不可能ではないとみる。
「初めて左鎖骨を骨折。まだ(固定する)ワイヤーも入っているし、1ヶ月ちょっとじゃ元の状態には戻らないですよね。強かった時の自分と比べると、状態は程遠い。まだまだ万全じゃないけど、走れる状態にはある。選手は走るのが仕事、休んでいても仕方がないので頑張ります」