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岸和田F1開催、サテライト湖南カップ初日4レースA級予選でワンツーを決めた中村泰輔、宮司周郎
A級最後の予選は大体、人気選手が人気に応えるケースが多いが、今日の岸和田競輪4レースは違った。人気の牧田悠生、竹山慶太を相手に、第三のラインと目されていた中村泰輔-宮司周郎の中近コンビが穴を呼んだ。
最終4角から中村がカマシ、3番手の有賀高士まで出切り、4番手に竹山、人気の牧田は6番手となり、最終バックを通過。竹山、牧田共に仕掛けられず、ゴールでは粘る中村を宮司が捉えて波乱決着となった。レース後差し切った宮司は「実は、前検日には言わなかったんですが、以前も中村君と連係して1着を取らせてもらった事があったんですよ。ダッシュが良いのは知っていたし、踏み出しさえ離れなければと。それに仕掛けるタイミングも自分が思っていた所と一緒だったし、付いて行き易かったですよ。有賀さんまで3着に入ってくれたら、もっと良かったんですが。中村君とは、本当に相性が良いですね」。
カマシで2着に粘った中村は「直前の練習の感じが良かったし、その成果を出せたかも。宮司さんは後ろでしっかり援護してくれるし、安心して仕掛ける事が出来ました。ピスト6に結構参加しているけど、いつもレースに付いて行けていないし、競輪に役立ちそうにないみたいなので、そろそろ卒業しようかと。これからは競輪一本で走った方が良いかなと思っています」。