グレードレース

【佐世保記念・九十九島賞争奪戦】A級チャレンジファイナル

2023/12/17

1着は斉藤樂(宮城・123期・21歳)が奪取!

 レースは5人が単騎のコマ切れ戦。地元コンビ峯口司と小柳智徳が前受けから突っ張ろうとするが、ホーム過ぎに梶原海斗と初手から付けた斉藤樂が続いて、力づくで叩いて行く。バックに入り峯口司が力尽き、小柳が斉藤の後位へ切り替える。3コーナーでは外を内山慧大、内を熊崎麻人が攻めてきたところを最終コーナーで斉藤がタテに踏んで押し切り1着。小柳が外を踏むも届かず2着。熊崎が中割りながら踏み3着。
 斉藤は「師匠(荻原尚人)から単騎戦ではあまり自分で動くのは上手くいかないかもと助言は受けていた。なので車番的にも梶原さんの後ろだった。付いて行って追い込んだだけ。何もしてないので連れて行ってくれた梶原さんには申し訳ない気持ちも。でも、最近はついてなかったのでチャンスをモノに出来て嬉しい。今日は気温が低かったけど、宮城も寒いのでその辺はほかの人より慣れてるかも。班が上がってからは自分の自力が通用するまでやって、最終的には師匠のような自力かつヨコも動けるような選手になりたいです。また一からの気持ちで頑張ります。今回、九州に来たのが初でした。好きになりました九州。賞金ですか?両親に温泉旅行でもプレゼントしたいです」。
 

 

 小柳は「確定板は素直にうれしいけど、1着行けた展開だったので。詰まった所で行けなかったのが悔しい。前受けは作戦でした。9車で後ろは勝負圏にないと。風が強い中で司のダッシュは良かった。その上を行った梶原君が強かった。地元で声援も頂いたので意識はしていました。班が上がってはこのスタイルでどれだけ行けるかです。ダメなら練習するしかないだけなので」。

 

 


 熊崎は「3着で班が上がるのは目標だったので、それに関しては良かった。石田さんの折角の番手を活かせれなかったのが申し訳ない。作戦的にはどちらかというと、単騎勢の動き待ちからの先行にもって行ければと。自分はそこにしっかり付いて行ければでした。これで上がりますが、上で戦えるように少しずつ強くなっていきたいです」。

 

 

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