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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で8日から「PIST6 Championship」のサードクォーター PIST6カップ2が開催される。一次予選C(3R)に出走予定の原清孝、一次予選E(5R)に出走予定の三浦翔大に話を聞いた。
原清孝(45歳)と三浦翔大(32歳)は同期同部屋の仲。歳は少し離れているが、三浦は冬期移動で原を求めて沖縄に行っているほどの仲の良さ(コロナ渦になってからは行けていないそうだ)。前回は三浦が体調不良のため欠場となり、同期あっせんはお預けとなった。
待ちに待った同あっせんに喜ぶ2人はお互いの好物であるラーメンを食べて準備万端。
「バッチリ整えてきました」と両者共に気合は十分。
迎えたタイムトライアルでは三浦は10.390(全体2位)、原は10.589(全体9位)とまずまずのスタートだが、原は納得のいかない様子。
「自分と0.2くらいしかタイムが違わないのに…満足しないらしいです。
原さん、9秒台を目指してたんですもんね。あとマスターズにも参加したいって」と三浦がなだめる?様子も見せていた。
「競技経験はないけどな」と苦笑いを浮かべていた。
時間がなく、詳しくは聞けなかったが先日のマスターズでのスプリントで優勝した市本隆司と伊藤信に刺激を受けての事かもしれない。
短時間でも仲の良さは十分伝わってきたが、ここでは個と個がぶつかり合う単騎戦。同じレースで戦うことを楽しみにしていたが、タイムトライアルを終えての一次予選は別のレース。『二次予選にお預けか?』と口々に言っていた。
一次予選はお預けとなった同期対決だが、PIST6は全部で4走。以降のレースに楽しみは取っておこう。
年齢を感じさせないアグレッシブな原に抜群の安定感を誇る三浦。強者揃いの今開催だが、両者の走りに注目したい。