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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で21日から「PIST6 Championship」の「セカンドクォーター」ラウンド17が開幕する。
初日、一次予選Aに出走予定の伊藤信に話を聞いた。
伊藤の今節のタイムトライアルは10.575。自己ワーストのタイムになってしまった。
前走の富山記念最終日には熱中症により欠場。昨年も熱中症になったようだが、昨年以上だったという。
今年の暑さは特に異常だし、なかなかすぐには戻りきらなかったようだ。
「(富山記念の)2日目くらいから、ちょっと違和感があったんだけどね。
1週間くらい休んでその後、ちょっと練習をしたけど、体の怠さが残っている感じです」。
と少々弱気。
今節は伊藤の使うブリヂストンフレームの大きさを「L」から『XL』にしてみたという。
「ナショナルの人等が言うにはXLのフレームがいいって聞いたけど、自分の身長ではどうなんかなっていうのがあるけどね」。
「一走してみたけど、万全の状態じゃないから何とも言えん感じやね(苦笑)。セッティングもちょっとは修正できるかな。
何とかできる限りの調整はしようとは思っている。予選は大丈夫でも、もしかしたらキツいかもしれんな…」との弱気発言に記者はビックリ。
弱気発言が出たが、伊藤はもちろん優勝候補のひとり。今年の夏は暑さが厳しいが、ドームの中で走れるというのは選手にとってもかなりのプラス要素になる。ゆっくり休んでまずは一次予選を快勝といきたいところだ。