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熊本記念
郡司浩平
活きの良い別線機動型が揃っていた12Rだったが、郡司浩平の運行が光った。鐘過ぎ3角からスパートすると前団を一気に叩く。最後は永沢剛に差されたが、圧巻の内容で2着に逃げ粘った。
「赤板で切れれば斬った方が楽だなと思っていたけど、伊藤(稔真)君もすんなり引く感じじゃなかったので。落ち着いたらすぐに行こうと決めていた」とドンピシャの仕掛けを振り返る。
「最後は距離が長くてキツかったけど、出切るまでは良かった。あれくらいはいつでもいけるように準備しておかないと。抜かれたけど、行くことに意味があったと思う」。
準決勝も12Rを任された郡司。相手は二段駆けも可能な九州勢と小原丈一郎率いる東北ラインの3分戦。今節の仕上がりを見る限りでは、どんな展開になっても確定板を外さない雰囲気だ。