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高松競輪 2日目 3R 2番車
山根 慶太 選手
記者「初日は前、後ろを上手く牽制して駆けましたね。」
山根「自分じゃどうしていいか分かってなかったんですよ。中団が取れると思っていなかったから。本当にたまたまそうなっただけですよ。」
記者「大学時代もスプリントで好成績を残していたし、そのあたりの駆け引きが上手だなと見ていました。」
山根「そこは他の部分に比べれば得意かもしれないですね。でも初日はたまたまですよ(笑)。」
記者「選手になってお兄さん(将太)と比較もされてくると思うんですが、慶太選手の気持ちを聞かせてください。」
山根「僕からすれば兄は別格ですよ。強すぎます。僕は特別昇級できるような選手でもないですしね。自分のペースでコツコツとやっていきます。でもいつか兄と同じステージで戦いたいとは思っています。」
謙遜気味に話す山根だが実力は上位と見る。スプリントで培われた駆け引きの能力は勿論、初日走ったコースも他のルーキーとは違った。カマしてライン全員が出切るまで降りなかったのだ。これがラインで確定版を独占できた大きな要因。まだ踏み出し5~6割といったところだろうが、ここから先が楽しみな選手だ。