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ビッグネームと同級生 石丸寛之

2023/08/01

玉野競輪 3日目 9R 7番車

 

石丸 寛之 選手

 

 

記者「準決勝は内に閉じ込められて苦しい展開でした。」

 

石丸「あれは仕方ないよね。後藤君もすんなり駆けたら強いから、末木君も行けないし。河端君は申し訳ないってずっと言っていたけど、これからは河端君の時代だし、彼だけでも決勝に乗ってくれてよかった。」

 

記者「石丸選手もここの所調子を上げて来ていると見ているんですが。」

 

石丸「ちょっと前にウェイトで痛めたところも治ってきたし、だいぶ身体の状態は良くなってきましたよ。歳と共にキツくなるけど、本なんかを読んで勉強したり。」

 

記者「どんな本を読まれているんですか?」

 

石丸「この前、読んでいたのは室伏広治の書いた本。あっ同級生なんですよ。向こうは知らないだろうけど(笑)。僕も学生時代は陸上をやっていて。インターハイとかで一緒でした。向こうは世界で戦っていたからインターハイなんて遊びみたいなもんだったでしょうけどね。室伏が書いていたのは持久力や瞬発力は落ちてしまうけど、神経系はこの年齢でもまだ伸びるって。」

 

記者「凄い名前が同級生にいたんですね。」

 

石丸「他には野球の松井秀喜でしょ。競輪だと村上兄ちゃん。今、ノリノリなのは香川雄介!この歳でG1の決勝に2度も乗るなんて考えられないよ。俺も頑張らなくちゃ。キツいけどやっぱりS級は走っていて楽しいからね。」

 

 

若い時は誰もが捲りと分かっていても止められない、強烈な出脚を武器にG戦で戦ってきた石丸。来年には50歳を迎えるが、まだまだ勉強し進化しようと模索中だ。