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玉野競輪 2日目 12R 7番車
山形 一気 選手
記者「高松の落車は酷かったようですね。久田(裕也)選手が肩の骨が飛び出ていますって言っていましたよ。」
山形「あいつが大げさに言っていたから。次の日競輪場に戻ったらみんなに声かけられて(笑)。話しが膨らみ過ぎでしょ。」
記者「でも肩鎖関節の靭帯を全部断裂していたんでしょ?」
山形「そうです。全部千切れて脱臼してました。その日は痛かったけど、次の日から何の痛みもなかったので自転車に乗っていました。」
記者「大丈夫なの?」
山形「手術するなら今年一杯はかかるって医者に言われました。ただ自転車に乗る分には手術しなくてもいけるって言われたから。もうこのままにします。」
記者「自転車に乗っていてもヒジを曲げたときに影響出そうな感じがするんですけど?」
山形「オグ(小倉竜二)さんも昔、G1で初日に転倒して同じ怪我をやったみたいですけど、次の日も走っていたみたいです(笑)。」
記者「さすが小倉選手ですね。」
山形「僕はさすがに次の日は欠場しました。あれが出来るのはオグさんだけでしょう(笑)。オグ医者さんが言うには『そんなんほっといたら治る』って。それでこのまま行く事を決めました。痛みもないし走る分には大丈夫ですよ。(初日も)スムーズに切り替えも出来たし余裕があった。逆に肩の靭帯無くなって可動域広がってエエかもしれんすね(笑)。なんか身体が軽くなってます。あの靭帯、もともと無くてもエエんちゃいますか。準決は(清水)裕友の3番手。来る前から想定していた通りになった。十分チャンスあるし頑張ります!」
大怪我も笑いのネタに出来るほど余裕の出てきた山形。記者目線でも初日の走りを見る限り、怪我の影響は全くなさそうだ。