FⅠ&FⅡニュース

己の競輪道を貫く 阿部兼士

2023/07/26

玉野競輪 2日目 4R 3番車

 

阿部 兼士 選手

 

 

記者「初日特選は自分に気合いを入れるため、しかも正々堂々とやりたいからジカで勝負に行くと。今の競輪はジカで競るのは不利と以前、為田学選手も言っていたんですが。それでもそのスタイルを選択した理由を教えてもらえますか。」

 

阿部「確かに為田さんの言っていることも正解なんですよ。でも、強い先行屋の後ろを取り切ればそれもチャンスでしょ。自分らしいレースをやっていかないと。これで梶原(恵介)さんにちょっとは認めて貰えるかな(笑)。梶原さんも自分の『競輪道』を持っていてそれを貫いている。格好いいじゃないですか。僕もそれに憧れる。初日は気持ちに余裕はあったけど脚が追いついていなかったですね。ちょっとフレームがグニャグニャした感覚がしたので準決はそこら辺りを修正して走ります。」

 

 

梶原恵介に憧れて正々堂々と昔ながらのマーク屋道を突き進む阿部。自分の『競輪道』を持ち、曲げずに突き進む姿は見ていて実に気持ちがいい。応援したくなるし、これからも阿部道を貫いて欲しい。