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【大宮競輪】浅見隼が逃げ切ってS級初勝利を決めた

2023/07/17

17日から大宮競輪場で「デイリースポーツ賞(FI)」が開催されている。 初日S級予選 8Rで逃げ切りS級初勝利を決めた浅見隼に話を聞いた。

 

地元の吉田勇人を連れ、2車でホームから仕掛けた浅見。中団には何でも出来本線の川口雄太で新鋭の日高裕太を後方に置く形。

4番手が縺れる形にはなったが、3番手から外を踏んだ川口を振り切り粘り込んでの逃げ切り勝ちを決めたのだ(番手の吉田勇人は外へ振った事で不発となった日高の番手で内へ降りた桐山敬太郎に掬われる形になり4着となった)。

今期S級へ昇班して2戦目の浅見だが、初戦は7着・6着・6着と大敗も連日積極的なレースで魅せた。

レース後の浅見は疲れを見せながらも表情からは嬉しさが滲み出ていた。
「吉田さんの援護があったのもあるけど、初勝利が勝ち上がりでの1着は嬉しいです!
前走(S級初戦)は力の差を感じたけど、思い切ったレースは出来た。大宮は(チャレンジと)A級で走ったけど、キツいメンバーでも決勝に乗れているので悪いイメージはない」と話してくれた。

今節の大宮は1Rから13万を超える配当が出ており荒れ気味ではあったが、この8Rは3連単17万を超える大穴配当を叩き出した。
日目の11R準決勝で大本命の松本秀之介と動きいい酒井雄多と相手は強敵だが、番手は仕事的確な佐藤礼文となった。チャレンジャー精神でS級初の準決勝に挑む。