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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で13日から「PIST6 Championship」セカンドクォーターラウンド13が開催されている。 2日目DAYの順位戦C(3R)に出走予定の増田鉄男に話を聞いた。
今回が初参加の増田。PIST6は単騎戦となるが、自力も見れますかね? という質問をしたところ。
「出せるもんなら出したいけどなぁ。俺はデビューして3年で追い込みになった。最初は先行で勝負していたけど全然ダメ。やっと捲りが決まるようになったけど、師匠からはこのままじゃ30代でクビだよって言われていた」と話す。
今でもデビューしたての選手でいずれは追い込みになりたい。という選手も多いが、デビュー3年での追い込みは早いなと率直に思った。
「師匠からは『何で逃げないんや。逃げて脚を作れ!』って言われたけど、逃げても全然ダメなんやもん。選手を続けるために追い込みになったんだよ。そのお陰で今でも選手を続けていられるんだよ」と話してくれた。
『俺はしぶといからね!』と笑ってみせる増田だが、少しでも長く選手でいられるようにと選択した結果が功を奏したのだろう。
少し話は変わるが、増田は中学、高校と陸上を経験。走る事はやめられないそうで49歳を迎えた現在も健在。令和元年には徳島県マスターズの400mで優勝、100mで2位とまだまだパワフル。
PIST6の予選は6着6着と振るわないが、しぶとい男『増田鉄男』はまだまだ競輪人生を走り続ける。