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京王閣競輪場のナイター「恩田繁雄&おおしば&サンスポ杯(FI)」が12日に開幕。10RのS級予選に出場するに五日市誠に話を聞いた。
「大川君、来た!」
出走表を覗くや否や声を弾ませたのは五日市誠。特別昇級した大川剛の番手・第1号に抜擢された。
「大川君が強いのは知っているし、まずはしっかり付いていくことに集中。練習ですか?自分があまりバンクに行かないので、たまに行って彼がいればって感じ。だから、一緒に練習をした事は一応はある。自分としては前回の準決勝で落車(落携入)したけど、その翌日は1着が取れているし体は問題ないかな」。
五日市は今年に入って、数回の落車があるものの好調をキープ。3場所前の岸和田では12年ぶりにS級優勝を飾った。その岸和田の決勝インタビューでは、優勝候補のひとり地元の岡崎智哉がお馴染みの『ラップ』で意気込みを露わにすると…。
「岡崎智哉のだんじり先行♪今日は封印♪強力タッグを♪…頑張ります!」と五日市がまさかまさかのラップで応戦。
「あれは冬季移動で大阪に行っていた流れもあったし、インタビューの順番も岡崎君の次だったっていうのもあって、やっちゃいました(笑)。ギャップがある? もうやらないですよ」とキッパリ。
「ファンが盛り上がってくれる?そうかな?それなら次は『レゲエ』を披露しますよ」と笑いを誘うと「彼には負けません」。視線の先にはサン・ハウス(ミュージシャン)のTシャツを着た同期の大塚玲の姿があった。
初戦から大川という同県の頼もしい後輩が目標だし、しっかりワンツーが決まれば準決勝も再度、大川に行ける『おかわり』の番組もありそう。初日10Rは青森ワンツーに人気が集まりそうで、まずはその人気にしっかりと応えてもらいたい。