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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で27日から「PIST6 Championship」の「ファーストクォーター」ラウンド10が開催された。3度目の優勝を飾った青野将大に話を聞いた。
――優勝に誕生日、ダブルでおめでとうございます!
これまでの誕生日と重なったレースは成績があまり良くなくて、良い思い出がない(笑)。誕生日に優勝できて嬉しいです。まさか3回も優勝できるとは。
――前が雨谷一樹選手で青野選手は2コースの並び。どんな展開を考えていましたか?
やっぱり雨谷さん中心のレースになると思っていた。木村佑来君が仕掛けて、その番手に雨谷さんが入る展開も頭にはありましたね。雨谷さんが思っていたより早めに抜け出してくれて、その流れに応じて自分は勝てた。
――横一線でのゴール。交わした手応えはありましたか?
捕らえたかな?と半信半疑でした。観客席からの反応で優勝と分かった。
よく届いた?実は、一番得意な決まり手は「差し」なんですよ(笑)。最後の半周で雨谷さんが外に持ち出して行ったところを、自分は付いて行きすぎずに車間を空けて行って冷静に踏めたと思う。
――シリーズを振り返ってどうでしょう?
先行しつつ、飛び付きも含め「前々」にレースを運ぼうと思っていても、コースやメンバーによっては一発を狙った方が良さそうな番組が多かったかなと。
――今期は初のS級1班で優勝2回、前走は初の特別競輪(G1・高松宮記念杯競輪)を経験しました。今後のビジョンは?
特別(G1、G2)で準決勝や決勝に行けば、「こんなメンバーと戦うんだ」という実感が湧くのかもしれません。もっと上のクラスで戦いたい気持ちは強くなったし、出るだけじゃなくて結果も残したい。毎回、特別競輪に出場できるように、一戦一戦頑張っていきたいです。
――最後に『29歳』の意気込みをお願いします!
年齢に負けないように頑張りたいです(笑)。