FⅠ&FⅡニュース

青森 F2 モーニング 最終日

2023/06/28

 今期の最終戦でS級へ向け勝負駆けの阿久津修

 6月30日に青森競輪場で「CTC杯(F2)モーニング」の最終日が開催される。

決勝の7Rに出場する阿久津修選手に話を聞いてみた。

初日は突っ張った原田亮太-出澤拓也の3番手を選択。番手から出澤拓也が差したところを更に伸びて1着となり、準決はさばいて捲った原田亮太に迫るも微差の3着だった。

「原田君を抜けなかった。でも、本当に強いですよ。自分もバックでは余裕がなかったし、抜けないのは仕方がないですよ」と苦笑い混じりに準決を振り返る。

 今期は久留米から始まった。4場所連続で決勝進出を逃すという苦しいスタートを切るが、5場所目の小田原と続く宇都宮を優勝。次開催の立川では準優勝と本来の姿に戻ったかに思えた。しかし、次走の四日市から5場所連続で優出を逃す事となる。

 その時はどういう状態だったのかと疑問に思い聞いてみた。「言い訳になってしまうかもしれないけど、(最終)バックで6、7番手ばかりと言ってもいいほど展開が悪かったんです。自分の脚じゃどうにもならなかったんです」という。

 決勝進出メンバーが決まると「原田亮太-出澤拓也の3番手」と即答

「今回はS級点の勝負駆け。1着3着で決勝に乗れたから取れているとは思うけど、何があるか分からないから油断なんてしていられない。強い原田君の事は信用しているし、優勝してS級を確固たるものにしたい」