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久留米記念 中野カップレース決勝

2023/06/27

 第29回中野カップレースを制したのは成田和也。意外にも2013年の函館以来、10年振りの記念Ⅴ。

 「脇本君、坂井君を相手にこっちは四車結束。初日の失敗もあって、負けられないよね、って話をして。結果、自分が恵まれました。このチャンスを逃がしたらないと、最後は力が入ってましたね。新山君は落ち着いてたし、すごいカカリでした。新田君もスピード良かったし、S班はさすがだなと。10年、G戦線で優勝してないとはわからなかったけど、前のおかげだし、優勝できて良かった。一走一走が勝負だし、来たチャンスは逃がさないように」

 

 二着の新田は「新山君のスタイルもあるし、坂井君もいるけど、脇本君と戦う感じになるなと。新山君は調子いいみたいで、ああいう形でいきたいと言ってたし、初日のミスした分も決勝はミスをしないようにと。新山君が全部やってくれて、自分は行く所を行っただけ。結果、成田さんの優勝なので良かったかな。脇本君が中団に入ったのは確認できなくて。新山君のカカリが良かったから、(番手から)出なくてもイケると思ったら、センターすぎに脇本君が見えて。後ろから来たとしたら行かないとのみ込まれると思って前に踏みました。新山君はいいカカリしてたし、一つのレースでは語れないけど、初日の失敗があったから、いい形で最終日を迎えられました。次は地元(地区の)函館サマーナイト。北日本から優勝者を出せるように」。


 三着に入った渡部は「(新山の)ジャンのダッシュ、過去イチでキツかった。でも何が何でも付いていかないと。脇本君に入られたら最悪なので。(自分には)レベルが高すぎて。新山君が突っ張って、ラスト加速して、脇本君がまた来たので。行くのか?って衝撃というか、レベルが高いなと。バック踏んじゃった分、東口さんと絡んだけど、張りながらで止まってくれれば、と思って踏んだ感じ。前二人がS班なのでやった方といえばやった方だけど、もう少し余裕が欲しいですね。気持ちというより、脚の方で」。