アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で3日から「PIST6 Championship」の「ファーストクォーター」ラウンド9が開催された。自身2連覇を飾った河端朋之に話を聞いた。
――決勝レースを振り返っていかがでしょうか?
よく警戒されて後方に置かれるレ-スが多い。今回は警戒さえるがゆえに、周りがみんな動いて自分にとってはいい展開になりました。
(左から)2位・皿屋豊、優勝・河端朋之、3位・荒川仁
――どのあたりに気をつけて走りましたか?
強い選手ばかりで流す余裕もなかったし、見る余裕もなかったですね。気を抜くことなく最後までしっかり踏みました。
――タイムトライアルではPIST6初の9秒台も飛び出しました。
目標にしてきた9秒台(9秒966)を出すことができたのは素直に嬉しいけど、記録は記録なので抜かれる。一番最初に出しただけで若い選手たちも強いですからね。
でも、少しずつ身体のコンディションは戻っているんだと思います。歳はとっていく一方なので、ハロンは更に上を目指していきたい。
――競輪でも上向きムードですが、目標はどのあたりに置いていますか?
グレードレースで結果を残したい気持ちはあるけど、今は走れる喜びが大きいですね。年齢と身体をと向き合いながら、まずは記念(G3)優勝を目指して頑張っていきたいと思います。
――河端選手といえば『笑顔』が印象的ですが、笑顔に込めた思いはありますか?
すごくプレッシャーや緊張もあるけど、自分は自転車が好きでこの仕事をしている。楽しもうという気持ちを持って、いつも笑顔で臨んでいます!
――次回に向けて、最後に意気込みをお願いします。
あの…、さっきサインをするときにペンのインクが手に付いちゃって。そういった失敗をしないように気をつけます(笑)。