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長崎の諫早干拓グループと言えば井上昌己や荒井崇博がいることで有名だが、今回来ている梅崎隆介もその軍団の一員で、毎日厳しい稽古をつけてもらっているようだ。
「自分はもともと長崎市内に住んでいたんですけど、高速で移動したり色々大変だったので、今年の3月に諫早に引っ越しました。引っ越して唯一申し訳ないのは3人の子どもの生活環境が変わってしまったこと。一番上は中学生だし思春期なので…。ただ僕自身は移動のストレスがなくなって練習時間も増えてプラスなことばかり。毎日充実しています」
そしてやっぱり気になるのは身近にいる『超イチ』2人の存在だが、「2人とも思ったことをズバズバ言ってくれるので僕からしたら助かります。昌己さんにはこの間の大垣の開催を『積極的でよかった。あれを続けていこう』と言ってもらえたし、荒井さんも普段から僕のレースを見てくれていて、あそこはいい、あそこはダメってはっきり言ってくれる。気を遣って遠回しに言われるよりはこっちの方が全然いいですね」
このグループには他にも瀬戸兄弟や平尾一晃といった若手やアマチュアも数多くいるそうで、この環境で真面目に練習をしていればS級の赤パンツを穿く日はそんなに遠くなさそう。2日目に行われる準決勝は4Rに出走予定。分厚い本線の先導役でガンガン逃げる!