宮杯直前！岸和田場内グルメ情報

６月某日、トリマクリ取材班は岸和田宮杯に出店する屋台の情報を入手。

以下がその出品、屋台の一覧だが、長年染みついた競輪研究・有力選手風にしか紹介できない事をご了承いただきたい。

・かしみん焼

だんじり祭りを愛する岸和田民のソウルフード。薄く引いた水溶き小麦粉の上に、刻みキャベツ、かしわ(鶏肉)と牛ミンチ肉を乗せて焼く。注文からテーブルに上がるまでのスピード、空腹を満たす瞬発力に優れ、気が短いだんじり野郎の機嫌を損ねぬ必須の一品。

・大阪西成ホルモン

モツ焼きは全国に数あれど、関西、特に「西成」とディープスポットの銘が打たれたホルモンはパンチ力が違う。鉄板から放たれる甘辛い芳香は一撃で万人を魅了。つまみに、おやつと展開を選ばぬ関西文化のＳ級Ｓ班。

・龍馬の唐揚げ

から揚げ界に維新の風。京丹波のブランド鳥「あじわい丹波鶏」を使用した和風しょうゆ味の唐揚げ。８種のスパイスで漬け込まれた鶏肉は、脂っぽさを抑えつつもうま味たっぷり。龍馬と謳うだけ革新的な何かがそこにあるのか。

・焼きそば

シンプルイズベスト。大衆の味、家庭の味。これだけでは調査報告のしようが無いが、おそらくはオーソドックスなソース味と予想。アツアツの上昇気流に踊るかつお節、青のり、紅ショウガを添えれば、常に安定した実力を発揮する。屋台飲食の主力として活躍か。

・下町洋食焼
今節、屋台戦線の黒馬的存在がコレ。聞き慣れない下町洋食の響きからは、どことなく東京っぽさも感じるが気のせいか。戦法(メニュー)他、現在はその一切をベールに隠された、実力未知数の刺客だ。

・新世界串カツ
そこに一歩踏み込めば、目の前にはパラレルワールド。関西文化を食の面でリードする実力者。ありとあらゆる食材がカラッと揚げられ、黄金の衣をまとう。二度漬け禁止の厳しい戒律に背き、無事でいられた者はいないとか。手軽さを含め、回転力に秀でたＶ候補。

いずれも垂涎モノのグルメばかり。皆様、ぜひ岸和田競輪場に足をお運びいただきご賞味ください。