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宇都宮競輪場では30日から「スピードチャンネル・スカパー杯(FⅡ)」が開催される。同開催は6R~12Rでルーキーシリーズの第1戦を実施。12レースに出走する荒川達郎に話を聞いた。
いよいよ123期、124期生が登場し、ファンにお披露目。男子の注目は卒業記念レースで優勝、在所成績1位の荒川達郎。養成所時代は文句なしの成績を収め、勝負強さも兼ね備えており、これからの埼玉、関東を背負っていける若き逸材だ。
23歳のスター候補生は「早速、師匠と同配分は緊張しますね」と落ち着かない様子。そんな愛弟子を師匠の太田真一は「卒業記念はやってくれたね。練習を見ていても強い。素質がある子だし、頭も良い。すんなり上(S級)へ上がっていけると思うよ」と太鼓判。
師弟あっせんの(左)荒川と(右)太田
デビュー戦を迎えるにあたって荒川は「卒記優勝、在所1位と注目される立場。レースの内容も重要になってくるし、良い緊張感を持てています。500バンクはホームの大宮で走り慣れていますし、練習もしっかりやってきたので問題ない」と話す。
続けて「本格デビューを控えるこの数ヶ月で頭角を現す選手も出てくるはずだし、油断をせずに自分も頑張っていきたい。ファンの皆さんの期待を裏切らないように走っていけたら」と123期生トップとして自覚をのぞかせる。
注目の初戦、同県の熊崎麻人と佐藤譲士郎の先頭を任された荒川。「どうあれ自分は自力でやりたい気持ちが強い。太田さんの後押しもあって、後ろには二人が付いてくれることになりました。ラインができるのは心強いし、3人で決められるように頑張ります」と意気込んだ。