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選手続行を決めた大瀬戸潤一郎
大瀬戸のバックは0回。僅かにまくりの決まり手が1回。それが初日の予選では上遠野拓馬(福島・119期)、そして2日目の選抜戦では平山優太(福島・119期)を突っ張る逃げ勝負。誰しもが驚く走りを披露したが、本人は「初日は上遠野君の番手に飛び付くつもりで踏んだら、彼が来なくて…。2日目は中団の平山君が来るのが遅いから踏んだら合わせてしまっただけ。若手は何をしているの。オレはマーク屋だから人の後ろなら仕事をするよ。納得がいかないのならジカ競りにも行くし、競りは楽しいからね。そっちの方が合っているのに…」。
練習をやっていない時期があったそうで「もう3、4年前から選手を辞めようと思っていて、その間はほとんど練習をしなかった。もうホントに辞めようと一般の人に相談したら『選手を辞めてしまったら、もう二度と走れないよ。他の仕事に就くのはまだ先でいいよね』と色々な人に言われて選手続行を決めた。だから今は練習をやっている。もう少しでその成果が出るはずだし、やる以上はまたS級に戻るって気持ちでやっています」。