アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
取手競輪場で10日から「デイリースポーツ賞(FI)」が開催されている。
A級準決勝5レースに出走予定の中村翔平に話を聞いた。
クレバーな走りが魅力の中村だが、いずれは追い込み選手としてやっていきたいそうだ。
「S級だと自分のタテは通用しない。A級のうちはもちろん『自力』で勝負するけど、いずれは追い込み選手としてやっていきたい」。
「自分はヨコの動きも苦にならないし、むしろ中を割ってみたりとそっちの方が好き。先輩達からも『お前は絶対にそっちの方が活躍出来る』って言われているんです」と先輩達からもお墨付きの様子。
初日は中団スタートの中村。赤板で中団から先に仕掛けてマイペース先行。中団以降がゴチャつく展開にはなったが、しっかり押し切って12月振りの予選1着スタートを決めた。
「先行しないといけない感じだったし、想定通りです。ペースで駆けられたし、最後も中村(弘之輔)さんが来たのに併せて踏み直せました」と表情も明るかった。
取手にはあんまりいいイメージがなかったそうだが、1着スタートで幸先よくスタートを決めた闘志溢れる中村。この勢いで準決勝突破に期待したい。