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高知競輪 1日目 4R 5番車
瓜生 崇智 選手
記者「初日は松岡(辰泰)選手と一緒ですよ。」
瓜生「2月の高知全日本選抜の初日も一緒でしたね。あの時は失敗したけど、静岡記念の初日はワンツー決まっているから相性は五分五分ですね(笑)。辰に頑張ってもらいましょう。僕も自分の仕事はバッチリ決めます。」
記者「近況、調子はどうですか?」
瓜生「感じはそんなに良くないんですよ~。インフルになった後に食中毒までやっちゃって。体重が5キロくらい落ちた。いまもまだ戻ってないんですよ。」
記者「スピードの乗りとか感覚が違う?」
瓜生「スピードも乗らないけど、全体的に力が入らないって感じなんです。しっかり食べて戻して行かないと。レースは続くので走りながら戻して行けたら。」
記者「早く戻してアグレッシブな瓜生選手見せて下さいよ。瓜生選手のような叩き上げの選手が見ていて楽しいです。」
瓜生「僕は天才じゃないですからね。雑草魂で頑張ります!それと今の競輪ってラインが基本だけど、歳取って若手が出てきたから番手回りますっていうのは違うと思うんです。番手の仕事が出来ないのに回っちゃうと自力選手に迷惑が掛かる。僕はそんな事をしたくない。誰か来たら番手捲りなんて前を走っている選手が絶対に末着を拾っちゃうじゃないですか。番手選手の基本は離れず付いていって、仕事をして、余力があるなら前を交わす。それがラインでしょ。若い時のオグさん(小倉竜二)や佐藤慎太郎選手みたいに自分で競り込んだり、自分の道を切り開いて行ったじゃないですか。ぼくもそうなりたい。そこでヨコの技術を身に付けて番手のポジションを勝ち取る。僕はオグさんを本当に尊敬してる。オグ信者ですから(笑)。」
昔ながらの王道の『競輪道』を目指す瓜生。選手各々が持っている『競輪道』が違うため、厳しい道のりになるだろうが頑張って欲しい。記者も東の佐藤慎太郎西の小倉竜二このマーク屋道が好きだ。見ていて気持ち良いし、前を走っている自力選手にしてみれば心強いはず。これからの瓜生の活躍に期待する。