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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で18日から「PIST6 ChampionShip2022-23」EXTRA STAGEラウンド6が開催されている。2日目準決勝A(4R)に出走予定の伊勢崎彰大に話を聞いた。
PIST6が開幕してからはほぼ毎月参戦していた伊勢崎だが、今回は昨年末振りの参加。今期になってからは現行競輪で物足りない数字を残しているが、落としてしまった分をここから巻き返そうと奮起している。
「体脂肪を減らして肉体改造をした。体重は7キロくらい落としたかな。筋肉を落とさずに脂肪だけって言うのが難しいんだけど、食事なども徹底して筋肉量は肉体改造前よりも増えている」。
「状態的には上向いているんだけど、競輪ではまだ自信を持って走れていないんだよね。今はとにかく1着が欲しい。よく選手が『1着はいい薬になる』って言うけど、正にそれ。PIST6から調子を上げられたし、今回はキッカケを掴みたい」と何とかこの状況からの脱却を望む思いが強く伝わってきた。
そんな伊勢崎は一次予選で逃げ切っての白星スタート。今期初勝利ということもあり、検車場に戻ってくるとどこか安堵した様子を見せていた。
二次予選は逃げる河村雅章を差しての1着で連勝スタートを切った。
「体を絞ったお陰でスピードがある。ただ、上で戦うにはもう少しスピードが欲しいかな。状態? ここの一発目は絶好調だったから、その時くらいではあるかな。ただ、その時よりも周りがレベルアップしているし、考えながら走らないとね(苦笑)」と笑顔で話す様子に記者はホッと胸をなで下ろした。